ちーちゃんの食いしん坊日記

食べるの大好き、旅行大好き、読書も大好き、な女の子の徒然

大変だったこと

昨年の10月はなかなか大変でした。私もだけど、多分周りも。

なのでその顛末について、ちょっとまとめます。

忘れかけているので、備忘録としても。

 

H28年10月19日、その日は朝からちょっと体調はよくありませんでした。左の脇腹とか左腰が痛い感じ。その時は、寝違えたのかな―、ひねったのかなーという程度。むかつく感じもあったような、なかったよーな。

仕事はいつものようにこなし、お昼御飯もおいしく食べ。でも、やっぱり、痛みもむかむかする感じも治らない。夕方にはひどくなっていたような気がします。後日「顔色悪かったよ」とも言われました。

同僚と仕事の相談もして。で、前日にスマホ画面が割れてしまったので、その修理のためにショップへ。異変はその頃から、あった、のかもしれません。歩くのがしんどい。すごくとろい。腰がいたいし、むかむかするし、で。これなに、って感じでした。でも、ショップに行って椅子に座って手続きをしてたら、ましになって・・・。

無事にスマホの交換も済んだ帰り。歩きだしたら、なんか、すごいしんどい。痛い。脂汗も出てくる。とにかく帰ろう、家に帰ろう、それだけで頭がいっぱいでした。運悪く電車ではあまり座れず、帰宅。帰るなり、「もーしんどい!」とベッドにダイブ。そのときも原因はわからないけど、とにかく痛いし、腰のあたりだし、寝違えたのかも、みたいな話をして。でも、寝てるうちにましになってきたんですよね。旦那さんが「ご飯で来たよ、食べられる?」って尋ねてくれた頃には、食欲もあって。「食べるー」って言って、ビールも飲んで。美味しく食べられたけど、その後がまた痛い。旦那さんに腰をさすってもらったり、揉んでもらったり。でも、おさまらないので、またベッドへ。「痛いー、しんどいー」ってずっと言ってた気がします。

とにかく痛い。激痛、というか、痛い、以外何も考えられないような痛さ。で、吐いたらましかな、と思ってトイレに行って。ちょっと吐けた、と思っても、全然ましにならない。で、痛みには波がある。胃腸炎かなー、でも下痢はないしー、うーん、と言う感じ。

「いたいー、波がきたー、いたいー」を言い続け、朝までに治らなかったら仕事どうしよう、とか思い、これは明日は無理かな―と考え、耐えて、多分2時間から3時間くらい。11時ごろに、旦那さんが「救急外来行こうか」と。

さすがの私も「うん、行くー」と。調べてくれたら、近所の病院が一次救急も二次救急もしてる、とのこと。電話をかけてくれて、で、この時には旦那さんも、消化器の病気だ、と思い込んでたんですね。「婦人科疾患だったら別の施設に送ることも」みたいな説明も、ないない、と思いながら聞いてました。歩けないようだったら救急車を呼んでください、というお言葉もいただいて、で、用意をして・・・。でも、その時には痛みがひどすぎて、もう無理。歩けない。

なので、呼びましたよ、救急車。・・・・・・徒歩2分の距離なのに。救急隊の人、ごめんなさい。とっても親切でした。ちなみに、職場を尋ねられた旦那が素直に私の職場を言って、救急隊の人の「じゃあそこに運んだ方が」という言葉に、「絶対嫌!!!!」と全拒否したのは私です。嫌ですよ、知り合いに色々見られるの。

 

エレベーターの振動とかも、そのときにはもう痛くって。で、とりあえず運ばれた病院。

当然聞かれますね、職業。そして医療者だとばれると、説明とかが、うん、専門用語になりますね。まあ、それはさておき。

診察してもらって、血液検査して、点滴してもらって。妊娠反応はマイナスだから、お腹のCTも撮ってもらって。でも、全然わからない。炎症反応は高くなく、お腹のCT撮っても何も無さそう。とりあえず痛み止めを打ってもらうけど・・・波のピークはちょっとましになった?くらい。もう、CT撮るためとか、トイレとかに移動するのもしんどい。

はい、ここで、当直していた?外科部長を呼びましょう、という話になります。えー、ちょっと待って、そんな大仰な、とビビる私。しかも、電話口で、また職業説明してるし(><)。

で、外科部長登場。再度診察してもらって。で、造影CTも撮って。

初療室に他に人がいないのを良いことに、旦那が横にきてもらって、また痛くなってきたーとか言いたい放題。でも、さすがにペンタジン2Aも入れてもらうと、痛みそのものは、ピーク以外はだいぶ耐えられるようになってきてました。

で、結果。卵巣のう腫はあるけど、周囲に腫れはない。で、小腸がちょっと細くなってるから、それが原因「かも」しれない。痛みの場所と細くなってる場所は一致している。細くなってる理由は、憩室かもしれないし、捻転かもしれないし、わからない。なので、あとは、カメラを入れてみてみるしかない、と。はい、要は手術しましょう、腹腔鏡の、と。

その時にはもう私、軽いパニックでした。え?なに?しゅじゅつ?え??

横にいた旦那曰く「パニクってたから、自分がしっかりしないといけない、と思った」と。

いやそりゃ。だって。人生、そんなめに一回もあったことない私ですよ?健康が取り柄の私ですよ?混乱しますよー。

とりあえず、一言。「痛みどめも効いてきたし、このままだったら帰れるかも、とか思ってたんですけど」とか言ってしまう私。でも、まあ、言ってることは理解できたので、じゃあ、手術します、と。そっからは、では、麻酔科医を呼びます、外科の先生も呼び集めます、という準備に入ります。その間に、家族への連絡や仕事の連絡を旦那にお願いして、携帯を渡して。

麻酔科の先生が来て、色々きかれて、同意書は一瞬でサインして(同業者だからね、わかってるよね、サインはここね、という感じ。いや、そりゃそうなります)、お着替えして、という準備も進み。いざ、手術室に。そのときには、痛みと緊張でもう、なんかもう、麻痺してる感じ。

手術室に入り。「じゃあちょっと腕が熱くなりますよ」とポロポフォールを使われ。「麻酔かけますよ」と、言われ。

このときまで、ちょっとは眠くなるのかなとか思ってたんですけど。

あ、という間でした。何を思うまでもなく、意識断絶。

次に起きたときには、誰かの声がして、母親が「手術終わったよ」と言われたのでした。

 

長くなったので、以降は次回に。